3・4年生__

サケの受精体験



 11月24日(木)に鮭の採卵・受精体験を行いました。
 雄2匹と雌1匹を理科センターの講師の方から学校に届けてiいただきました。元気がよい鮭に「おー、すごい。」と子どもたちは声を上げていました。
 「命をつなぐため」「鮭を苦しませないようにするため」という意識をもって、鮭の採卵を行いました。卵は水に触れると受精できなくなってしまうので、鮭の体を丁寧に拭きました。また、採卵刀で雌の腹を切り、卵をかき出したり、雄の腹を優しく押しながら精子を絞ったりしました。受精した卵を水に浸すと、受精できたかが分かります。子どもたちもどうなるか心配していましたが、死卵は全く見られませんでした。子どもたちも安堵した様子を見せていました。
 採卵・受精体験後は、体の仕組みを教えていただきました。心臓・肝臓・脾臓・大腸など生きるために必要な臓器と、卵巣・精巣などの命をつなぐ臓器があることを教えていただきました。
 この体験を通して、命をつなぐ(命のリレー)とはどんなことなのか、子どもたちは実感することができました。毎日、温度を記録しながら、新しい命を大切に育てていきます。