3年生の活動紹介

7月の活動(3年生)



~ヒスイの原石を見てきました~

 7月19日(金)に青海川ヒスイ峡・青海自然史博物館・寺地遺跡に校外学習で行ってきました。青海川ヒスイ峡では、バスを降り、10分ほどの坂道を下りていくと、大きなヒスイの原石を見ることができました。川の水量が少ない時は、そのヒスイの原石の上に上ったり、川の中に入ったりすることができるそうです。しかし、前日の雨で、やや水の量が多かったため、川の中に入ることはしませんでした。水はとても冷たく、透き通っていました。小滝川ヒスイ峡のヒスイよりもずっと近くに、白くてきれいなヒスイを見ることができました。
 青海川ヒスイ峡は、ヒスイの盗掘にあってから、糸魚川市では、昔、ヒスイの盗掘からの保護に力を入れているそうです。現場には、小さな案内看板は1カ所だけで整地されておらず、知る人ぞ知るお宝スポットなのだそうです。貴重な経験をすることができました。
 青海自然史博物館では、ヒスイができるしくみや化石のこと、ウミユリや珊瑚のジオラマなどを中心にお話をお聞きし、展示されているものを見てきました。また、博物館の外にあるヒスイは45トンもあるそうで、ヒスイの中に糸魚川石という違う鉱物の含まれた石が入っている珍しいヒスイだということをお聞きしました。外の岩石庭園は、たくさん石が並べてあり、石の種類や並べてある順番には理由があることをお聞きし、新たな課題が生まれました。
寺地遺跡は、縄文時代の人の家やヒスイの加工場があることを教えていただき、帰ってきました。
 2学期には、学習したことや感じたこと、新たな疑問などをまとめたいと思います。校区にあるヒスイ海岸の探検から始まった総合的な学習「大すき!糸魚川」は、青海川ヒスイ峡探検にまで広がりました。2学期以降の総合的な学習は、また子どもたちの新たな疑問や追究から始まります。どのような学習になっていくか、とても楽しみです。
 今回の校外学習には、お忙しい中、3名の保護者の方にお出でいただきました。おかげで、事故なく行くことができ、本当に感謝しております。ありがとうございました。




2013年8月1日 作成者:池亀 尚美