学校たより__

笹ずしで地元の幸を満喫



 フリー参観日の12日午後、多くの保護者も参加して、笹ずし作りを体験しました。
 笹ずしは、この地域の伝統料理で、笹の葉に盛った酢飯の上に、漬物やふきみそ、煮物などを載せて彩りよく作ります。この日のために1から4年生が裏山の笹をたくさん摘んできて冷凍しておきました。



木浦の大地が育んだ食材
・風の子米(全校で田植え、稲刈りした米)
・鮭(木浦川に上り、3・4年生が採卵・授精したもの)
・たけのこ(3・4年生が正願寺で採らせてもらったもの)
・大根の葉(1・2年生が畑で育てたもの)
・梅干し(体育館脇の梅を学校で漬けたもの)
・ふきみそ(当日採ったふきのとう)
・きゃらぶき(講師の差し入れ)
・ずいき(講師の差し入れ)
・あけびの皮のみそいため(講師の差し入れ)

 冷凍保存したものは解凍し、午前中に各学年が分担して具を調理しました。売っているものでもこれほど多くの具は使っていません。卵以外は全て木浦の地で採れたものばかりです。



 1人が2枚ずつ作り、みんなでいただきました。木浦の郷土が育み、大地のエネルギーがたっぷり詰まった具は、おいしくないはずはありません。一つ一つは地味なものですが、本物のおいしさ、真のおいしさを実感しました。子供たちの心の中に、いつまでも大切にしておきたい伝統の味だと思いました。

※少し密になってしまいましたが、感染症の防止対策はしっかりと行いました。


2021年02月15日