今日、3・4年生は、木浦小学校伝統のサケの採卵・授精活動をしました。 まず、木浦川の河口へ行き、内水面組合の方がサケを投網で捕獲するところを見ました。川には、自然の状態で産み落とされた受精卵や、すでに産卵・受精を終えて命が尽きたサケを何匹も目にしました。身近な木浦川で実際に命が受け継がれていることが実感できました。 捕ったサケをすぐに学校へ運び、こん棒で頭を強くたたいて気絶させます。かわいそうですが、心臓が動いている内に授精させなければならないので、心を強く持ってやりました。 動かなくなったサケを理科室へ運び、メスの腹を割いて卵を取り出します。3匹のメスのうち、2匹から授精に適した成熟した卵を取り出すことができました。子供たちの目は真剣そのもの。親のサケの命を新たな命へと引き継ぐ重要な作業なので、無駄な言葉は一切出てきませんでした。
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