学校たより__

カキの収穫体験



 1・2年生はこれまで、生活科で栽培した野菜を調理したり、木浦の秋の恵みとしてクリやクルミを味わったりしてきました。今度の狙いは鮮やかなオレンジに色づいたカキです。
 区長やコーディネーターの仲介で公民館近くの木を提供してもらいました。クマが食べに来ないように、たわわに実った全ての実を取ることが条件です。



 まず、手が届く低い枝の実は剪定ばさみで取りました。手が届かない実を取るために、コーディネーターが秘密道具を用意してくれました。竹の先を二またに割った伝統的な道具です。
 実が付いた枝に二またの部分を当ててグッと押し込むと、割れ目に枝が挟まれます。そのまま竹をねじると枝が折れ、実を落とさずに枝ごと取ることができるのです。



 甘ガキなので、ワイルドに皮ごと丸かじりしました。やさしい甘さが口の中に広がります。
 収穫したカキは、公民館と保育園と学校で山分けしました。学校に帰り、干しガキにするために頑張って皮をむき、児童玄関のポーチ下に干しました。これを使っておいしいデザートを作りたいな。


2020年11月05日