ひすい食彩館へ苗の購入に行きました。連休前から子どもたちは、買いに行くのをとても楽しみにしていました。それぞれ自分の担当する野菜のチームに分かれ、協力して苗を購入し、優しく持ちながら学校まで運んできました。

　子どもたちが気をつけて運んできても、茎が折れてしまう野菜もありました。野菜の茎が折れてしまうと一気に元気がなくなることを初めて体験し、より野菜を大切にしようと感じている子どもたちです。
　学校に帰ってきてからは苗の観察をしました。苗を初めて見るという子も多く、葉や茎の様子、形や他の野菜との比較など、興味津々に観察をしました。

　また、これまで話し合いなどが多く、イメージが漠然としている子もいたと思います。しかし苗を購入し、植えることで、子どもたちの中には、「自分たちの野菜」という意識が芽生えてきました。苗の様子はどうかと、休み時間に見に行く子がこれまでより増えたり、「大切に育てておいしい野菜を食べたい」、「自分たちの育てた野菜を誰かに食べてもらいたい」という振り返りをする子がいたりと、「育てるぞ」というやる気や、「もっとしたい」というわくわくが生まれています。