3年生__

ジオパークって、何だろう?



 糸魚川市の町中や社会科の資料集など、様々な場面で「ジオパーク」という言葉を目にします。子どもたちに「ジオパークってよく見るけど、何のことなの?」とたずねると、「○○で見たことある!」「ジオまるがいるよ。」など、身近に感じていることが伝わってきました。ただ、具体的にどんな意味があるのかとなると、はっきりと答えることはできない様子でした。
 そこで、17日の月曜日に糸魚川駅の隣にあるジオパルに見学に行き、「ジオパークって何のこと?」「糸魚川とどう関係があるの?」といったことについて調べてくることになりました。



 施設の方からは「海や山の特徴的な地形の中で、住み、学び、共に生きていく場所」と初めにお話していただき、続いて糸魚川の海や大地の特色のおかげでおいしい水や食べ物に恵まれていること、ヒスイをはじめとする様々な石が見られること、フォッサマグナを境目として日本の文化が東西に分かれていることなど、様々なことを説明していただくことができました。見学後の振り返りでは、「糸魚川でヒスイが大切にされているわけがわかりました。」「フォッサマグナで地面の色やおにぎりの呼び方などが変わっていることがすごいと思いました。」といった感想がたくさん見られ、理解の深まりを感じることができました。



 見学の後半では、鉄道車両等の展示も見学させていただくことができました。鉄道車両の中に入ってみたり、精密に作られた鉄道ジオラマに見入ったりと、鉄道の町としての糸魚川の魅力の一端も感じ取ることができたようでした。


2024年06月25日 笠松 拓也