ことばの教室__

1学期の指導を終えて



発音練習の中で、練習中の音を意識して始めの挨拶ができたときに「気を付けたね!」とすぐ褒めます。また、言い間違いに気付けたときも「気付けたね!」と褒めます。


学習でも、間違ったことに気付いたり、それをすぐに直そうとしたりしたら、「気付いたね、すぐ直せたね。」や「それが大事!」などと、すぐに声を掛けるようにしています。正しい発音ができたという結果だけでなく、正しい答えが書けたことだけでなく、途中のがんばりやうれしい姿を見逃さないようにすると、子どもたちはやる気になり、もっとがんばろうとしてくれます。



こういうことが大事なのだ、これがいいことなのだ、価値があることなのだということが伝わっているといいなと思います。できたという結果が大事、早いことがいい、それだけはない他の価値観を伝えられる場にしたいと思っています。



一生懸命練習しているときの顔、できたときのうれしそうな表情、難しい問題に苦戦しながらも根気よく取り組む姿勢、子どもたちの姿から、私が練習方法や声の掛け方を考えさせられ、児童から学んでいます。


2023年09月13日 関原 直子