6年生__

「価値ある」運動会



 見事な晴天の中、小学校生活最後の運動会が終わりました。全力で競技に取り組む様子、同じ軍の友達を一生懸命応援する様子、勝っても負けても堂々と、最高学年らしく振舞う姿が輝いていました。お互いの軍の活躍に拍手を送り合う様子に、全員が全力で取り組んでいたことがよく分かりました。「助け合ったりできたから、また一つ憧れの6年生に近づけたと思う。」と振り返った子どもがいました。こうした子どもの言葉からも、一人ひとりが思いをもって取り組み、協力し、励まし合うことで、心がひとつになったことを感じました。



 きらきら学年64人みんなで、最後の運動会をやり遂げた事、そして子どもの成長が見られたことをうれしく思います。子どもたちへの温かい言葉がけや応援をしていただき、本当にありがとうございました。子どもたちの姿を見て「一生懸命な姿には、人を笑顔にする力、人の背中を強く押す力がある」ということを改めて強く感じました。一つの目標に向かって熱く打ち込む姿はかくも美しく、見るものに感動を与えることを、身をもって実感させられました。



 大声を挙げての応援合戦、本気で競技に臨む姿、感想発表での応援団長の堂々とした背中、我慢していたはずの涙とあふれる笑顔。大人の予想を超え、子どもが自発的に動き、誰かのために自分のすべきことを実行する。これこそ、運動会をやる「価値」だと感じました。多くの皆様に支えていただき、大声援が戻ってきてくれたこと、子どもの輝きに触れる機会を与えてくださったことをこの場を借りて御礼申し上げます。


2023年06月02日