3年生__
5月15日に、講師の先生を招き、リコーダー講習会を行いました。3年生の音楽で初めて登場するリコーダー。子どもたちは、この日を楽しみにしていたようです。 まず、講師の先生が「演奏するときは、どんな音で吹こうか考えることが大切」と教えてくださいました。戦いに向かう強さをのせた「ドラゴンクエスト」、おばけが出てくるような息づかいの「ゲゲゲの鬼太郎」、楽しく弾む「ミッキーマウスマーチ」、ゆったりした気持ちで「ふるさと」。曲想の異なる4曲の演奏を聞き、子どもたちからは驚きの声と拍手が起こりました。
次に、実際に音を出す練習をしました。下唇の上に吹き口をのせ、上唇をかぶせるようにくわえること、シャボン玉をふくらますように優しく息を入れることなどを教えていただきました。 初めて吹いたリコーダーの音は、シとラでした。息づかいもタンギングも指づかいも難しそうでしたが、意欲的に取り組む姿が見られました。短時間ではありましたが、2音で「一番星見つけた」を演奏することができ、子どもたちはうれしそうでした。
最後に、リコーダーの種類を紹介とそれぞれの音色も聴かせていただきました。小学校では、ソプラノリコーダーを使って学習します。それより音域の高いソプラニーノやクライネソプラニーノ、音域の低いアルト、テナー、バスを実際に見ることができました。 リコーダーは本来、木でできている楽器で、木の種類によって音色が違うそうです。また、大事に長く使うことでいい音が鳴るようになると聞きました。 講習会を通して高まった興味関心を大切にしながら、子どもたちが楽しくリコーダーを学んでいけるよう支援していきます。