5年生__

人が人を想う



 今週は「駅北広場キターレ」の方にご協力いただき、「防災『楽』習迷路」に挑戦しました。今回は、地震が起きた後の家の中という設定の迷路でした。家の中にある災害時に役立つ8つのアイテム(カード)を探して、安全にゴールに向かうというものです。
 1年生に協力してもらい、わかば班のペアで活動しました。また、アイマスクをし、目が見えない状態で迷路に臨んだペアもいました。そのことにどんな意味があったかは、子どもたちの振り返りに綴られていました。



【子どもたちの感想】
・迷路は、地震で家がぐちゃぐちゃになった想定でやりました。8枚の生きるために必要な物が置いてありました。ぼくの班は3人でした。5年生が2人、1年生が1人でした。工夫したことは、1年生を後ろにして、5年生を前にして、前に行ってケガや迷子にならないようにしました。迷子にならないように、ちょくちょく後ろを見て確認しました。8枚のカードを集めて、無事に1年生と協力して避難できました。
・ぼくはアイマスクをしてやりました。しゃんがんだり、またいだり、進むときに頭や体をたくさんぶつけました。でも、みんなのおかげでゴールできました。その後、みんなが大丈夫?とか言ってくれました。みんなで協力するってこういうことだなと思いました。でも、ちょっと難しかったです。



・1年生との避難で工夫できたことは、あんまり離れたりしたら、迷子になったりするかもしれないから、手をつないで離れないようにしました。今日の避難訓練みたいな迷路は、誰とでも協力して、助け合ったりできるようにするためだと思いました。今日の防災迷路をして思ったことは、いつ何が起こるか分からないから、こういう体験をしたほうがいいと思いました。
・まず、みんなが安全に助かるために、大切だと思うことは、思いやりです。防災迷路でも、「こっちだよ」「こうやって通るんだよ」と教えてあげたりできました。次に、必要だと思うことは、生きるための物を集めておくことだと思います。防災迷路でも必要な物を集めたけど、先に集めておいたほうがいいかなと思いました。いざというときには、先にあったほうが行動が早くできると考えたからです。やってみて、今、心の真ん中にあることは、地震が起こったときに協力して逃げるためには、一緒に逃げる人の特徴を知ることだと思います。その人がどうしたいか、自分で考えて行動したいです。


2021年10月08日