4年えがお__

小さな家から大きな家へ



「葉が大きくなりました。」
 子どもたちは、毎日ヘチマに水やりを行ってきました。朝登校すると、すぐにヘチマに向かいます。水をあげながら、そこで友達との会話が始まります。そんな光景を毎日心地よく感じていました。
 毎日かかわると、微妙な変化にも敏感です。ただかかわっているだけでは、少しの変化も見逃してしまいます。大切に育てているからこその気付きです。こういう気付きを大切にしていきたいと思っています。



 大切にすることは、植物に限ったことではありません。他の生き物や、友達、家族、遊び道具など、いろいろなことにつながります。相手やかかわることを大切にできる人になってほしいと思います。「育てる」ことを通して、「大切にする」ことを学んでいると、このヘチマの植え替えの様子を見て、実感しました。



 優しい声掛けやかかわりは、相手を温かく包み込みます。その様子は、自分自身にも返ってきます。いいことしかありません。えがお学年の心の耕しも一緒にしていたのだと実感します。
 6月17日(水)に学年で、ヘチマの植え替えをしました。小さかったポットから、大きな畑へと旅立ちました。今後もお世話をしながら、ヘチマの変化を見ていきます。