今回は、子ども達がひすいの里総合学校の友達とまたかかわりたいと思ったことから実現しました。どんな遊びをしたいか話し合い、ひすいの里総合学校の友達と一緒に回っていく活動をすることにしました。
　ひすいの里総合学校の友達が座ってもできるように、いすを用意したボーリングを準備したり、ひすいの里総合学校の友達も一緒にできるように、魚つりのさおを枝分かれにして何人でも１つのさおを持てるようにしたり、2人で同時に玉が投げられるように、袋を用意して両端を持って投げられる工夫をしたりしました。最後の最後まで相手のことを思いやり考える姿が素敵でした。

　いよいよ、当日。子どもたちは、ペアのひすいの里総合学校の友達と手をつないだり、肩や背中に手をまわして歩調を合わせたり、バギーがぶつからないように丁寧に押したり、最後までいけるように足元を確認したりなど、ひすいの里総合学校の友達が歩きやすいように「いっしょに」行動しました。自分にとっての大切な「あなた」がそこにいました。

　それぞれの場所で、ひすいの里総合学校の友達と「いっしょに」遊んだり、話したりして、どこからも楽しそうな子ども達の声が響き渡っていました。子ども達の表情はきらきら輝き、「いっしょに」笑い合ったり、「いっしょに」ゲームをしたり、「いっしょに」喜び合ったりなど、お互いに大切な「友達」として活動を楽しみました。
　活動の最後、グループでこの活動の振り返りをしました。「楽しかった」、「またやりたいね」と話す子が多く、活動の充実感や達成感にあふれていました。