6年かがやき__

朝食から健康な1日の生活を



 家庭科「朝食から健康な1日の生活を」の学習で、調理実習を行いました。この学習のめあては、毎日の朝食のとり方を見直し、栄養のバランスを考えて、朝食のおかず作りを通して、健康な生活について考えることです。
 事前に自分の朝食の献立を調べ、そこで使われている食品を3つのグループ(エネルギーのもとになる食品、体をつくるもとになる食品、体の調子を整えるもとになる食品)に分類しました。これによって、自分の朝食のよさや改善点が見えてきました。多くの子が体の調子を整えるもとになる食品の不足を挙げました。



 そこで、今回の調理実習では、「いろどりいため」を作ることにしました。彩りや栄養バランスを考え、材料と分量、必要な用具、タイムスケジュールを確認しました。
 当日は、分担して材料を洗ったり、切ったり、いためたりしました。材料に均等に火が通るように、にんじんは短冊切り、ピーマンは千切り、玉ねぎは薄切り等切り方を変えたり、いためる順番を考えたりすることができました。手際よく調理する姿や自分の番でなくても材料を切る友だちを見守る姿が見られ、温かい気持ちになりました。
 試食タイムでは、どの子もうれしそうな表情をしていました。加熱した野菜の甘味や自分たちで作ったという達成感を感じたのでしょう。



【子どもたちの感想】
・家でも作れそうなので、少しアレンジして作ってみたいです。
・ウィンナーを切るのは簡単なことだと思っていたけれど、火が通りやすい切り方をしなければならなかったので、意外と難しかったです。そして、自分が切っていなくても、他の人がやっているのを見ていたら、切り方を覚えることができました。
・火が通りにくい野菜から順にいためることで、野菜のやわらかさが同じくらいになることが分かりました。
・ピーマンとにんじんがやわらかくて甘いと思いました。味も固さもよかったです。
・朝なので手早く作らないといけない中で、簡単に・自分の好きな具材でできるいろどりいため作りは楽しかったです。いつも早く起きて朝ごはんを作っているお母さんをすごいと思いました。


2020年10月13日