4年えがお__

30枚の共同作品 「ひすいとわかばの思い出」



 
 ひすいの里総合学校の友だちとかかわった日から数日が経過しました。作品を講堂一面に広げ、出来上がった作品をじっくり鑑賞しました。この作品を創る際には、特にテーマやイメージを持たず、思いのまま線や色付けを行いました。今回は、その作品を改めて見ることで、どんな題名がこの作品にふさわしいかを考えました。



 乾いた作品を改めて眺めると、作品を創ったときと違った景色に見えました。子どもたちからも、自分たちの作品だったかを戸惑う声もあり、改めて作品を見るよさや意味を感じました。
 各グループで、作品を見ながら題名を考えていたときのことです。作品を裏から透かして見ていたグループがありました。そのグループは「うわ~きれい!」と声をあげました。その声につられ、その作品を見に行きました。そこには、表から見ていた作品をとは違った、味わいのある風景が広がっていました。作品は、一通りではないことを実感しました。いろいろな角度から見ることで、作品の価値は何倍にも広がるのだと思いました。子どもたちの感性に刺激を受けました。



 
 この活動の最後に、ギャラリーにあがり、上から、30枚の作品を眺めました。そして、全体の題名をつけるならどうするか考えました。子どもたちから様々なアイディアが出されたこともあり、じっくり時間をかけて考え、決めました。
 全体の題名は、「ひすいとわかばの思い出」です。両校の思い出を、文化祭で体感してください。あわせて各グループが考えた題名も作品の隣に掲示しますので、お楽しみください。


2020年10月07日