5年ひまわり__

体験がもららすもの




 「『和』をつくる」の活動を中心に、「本物の体験」を大切にしています。フリー参観と先週、講師をお招きして、水引細工をしました。これまでの体験より技術が必要で、細かな作業に悪戦苦闘する姿も見られましたが、出来上がった水引細工やポチ袋に大満足の様子でした。



 こうした活動の中で、仲間同士が寄り添い、かかわり合い、助け合う姿が見られることがあります。そして、自然と会話が生まれます。自然と輪が広がります。体験活動を重視し、「『和』をつくる」の活動を学校生活の中心にしてきたのは、このようなかかわりやつながりが生まれるからです。「水引細工をする」という体験が、「新しいことに挑戦した経験」「仲間と協力した経験」「かかわりを広げた経験」「自分の可能性を広げた経験」となっていきます。



 
 
 これらの経験は、すべて自分の力となり、生きていくエネルギーになっていきます。何より、仲間と活動したり、「本物を体験」したりする姿は、どの子もいきいきとしています。だからこそ、これからも体験活動を大切に、仲間と過ごす時間を大切にしていきます。


2020年09月18日