5年ひまわり__

短歌を詠む~自分らしさとは~



 

 今週の「『和』をつくる」では、短歌に挑戦しました。子どもたちにとって初めての短歌。最初は難しい顔をしていた子どもたちもいましたが、ゲストティーチャーから、「心が動く瞬間や感じ方は人それぞれだから、自分らしさを大切にすること」と教わると、指を折って音を確かめながら、楽しそうに活動する姿が見られるようになりました。



 
 「自分らしさを大切にする」とはよく言いますが、「それってどういうことかな?」と考えることはあまりありません。子どもたちの振り返りを読んでいると、はっと気付かされることや教わることが多くあります。子どもたちは、想像をはるかに超えるほど、深く考えたり、自分の思いを伝えたりすることができるのです。そんなときに改めて、学校(教員)と子どもは「教えるー教わる」関係ではなく、「ともに学ぶ」関係であることを強く感じます。



【子どもたちの短歌】
・空高く 花火が上がる 雲の上 行方は知らず 花火大会
・夏の海 日差しが海に 反射して アイスクリームが 溶けちゃいそうだ
・自分の日常 いつも早起き ゲームをし 親が怒って 自分も怒る
・ガラスごし カラスの子ども とべるかな そーっと見守る 自分がいるか
・さくらんぼ 丸くて赤い 小さな実 食べるとあまい 夏のくだもの


2020年07月06日