おたより__
7月3日(水)5,6年生の理科では、1学期のまとめをしながら科学研究の体験に取り組んでいます。磯部の森にはアジサイがたくさん咲いているのでアジサイを使った研究を体験しました。アジサイにはアントシアニンという色素が含まれていて、その色素は酸性の液体(酢)を入れると赤色、アルカリ性の液体(重曹)を入れると青色に変化します。
先週の研究では、アジサイの色でアントシアニンの量に違いがあるかを調べました。白、青、ピンクで調べてみると、ピンクが一番反応して、アントシアニンが一番多いことが分かりました。どんなアジサイを採集したら一番アントシアニンを抽出できるかな?と問いかけ、2回目の実験に取りかかりました。
子どもは、濃い赤、紫のアジサイにはアントシアニンが多いと仮説を立てました。早速実験です。がく片(花びらのような所)250グラムに水400ml、10分間煮て、2日間つけ込みました。子どもはピペットを使い、条件をそろえて実験をしていきます。6年生が採集、準備した濃い赤、紫が一番よく反応しました。この結果からどんなことが言えるか子どもと考えていきます。