能生中学校の風景__

能生中トピックス

能生中発 SNGs、SDGs活動の紹介



 能生中学校では創立30周年を生徒自身の手で祝うためにSNGs(持続可能な能生中の目標)5項目を策定し、生徒会活動の柱として取り組んできました。また、SDGs(持続可能な開発目標)活動も積極的に進めています。今回は現在進行している活動を紹介します。
 能生中が進める活動に緑化活動、環境美化活動があります。「地域に貢献」「感謝の連鎖」(SNGs)、「陸の豊かさを守ろう」(SDGs)を実現するために有機肥料を取り入れた緑化活動を進めています。4月初めの天気の良い日に、糸魚川市で酪農業を行っておられる穂苅様から牛糞ともみ殻を発酵して作られたたい肥をトラック2台分いただきました。穂苅様は学校の教育活動に利用するならと無償で分けてくださっています。大変ありがたいことです。いといがわコットンプロジェクトや花街プロジェクト、いといがわ花いっぱい運動等に活用させていただいています。
 



 先日は能生駅で行っている花街プロジェクトの紹介をしました。今回は全校で植えた一人一球根の生活班ごとのプランター活動と8カ所の花壇や植え込みに植えられた500球以上のチューリップの様子を紹介します。
 教室棟の横の花壇は桜の花びらが落ち、ピンク色の絨毯の上にカラフルな花が咲いています。チューリップだけでなく、水仙やムスカリも美しい花を付けています。生徒玄関前のプランター55個もチューリップフェアリーに見守られて咲き誇っています。学級の生活班のプランターは、ピンク、赤、黄色、白、紫の花がランダムに植えられています。変わり咲きや八重咲のチューリップのプランターもあり、目を楽しませてくれています。



 能生中生徒玄関前の道路は地域に開放されていて、近隣の小学生が通学路として利用したり、地域の方が犬の散歩や子供との散歩にも利用されたりしています。管理上は大変な部分もありますが、地域に開かれた学校として、教育支援に対する感謝や地域貢献の一つともなっています。あと、一週間ほどが見ごろでしょうか。
 花が終わった後は来年度に向けて球根を管理していきます。その後のプランターは、穂苅さんからいただいたたい肥を加え、いといがわコットンプロジェクトに利用します。全校で種植えした後、今年度も発芽した芽を間引いたものを地域の方々に配布する予定です。コットン天使のステッカーと綿花の育て方をまとめたしおりをセットにして、6月1日に開催される体育祭の際に配布を予定しています。楽しみに来校ください。


2024年04月18日 吉田 和則