3月3日に第31回卒業証書授与式を行いました。4年ぶりに市議会議長様をはじめ、30余名のご来賓をお招きしての卒業式でした。 卒業式会場は43名を愛する仲間たちが感謝の思いを込めて育てたパンジーが花道を飾り、ステージ上は近隣の地域の方が丹精を込めて世話をされている松と、休日も温度管理を行い咲かせた、卒業生の教室から見えていた満開の桜。生命を繋いできた『花街プロジェクト』のマーガレットやカランコエ、アザリアの花々が飾りました。 校長は式辞の中で、富や権力は無くなったり、誰かに取って代わられたりするが、能生中学校で仲間と培った知識や経験はかけがいのない財産であり、誰かに取って代わられるものではないと、11歳で世界遺産マイスターとなった男子高校生の言葉を引用し、今後の活躍へのエールを贈りました。 在校生代表の送辞では、自分たち後輩を引っ張り、新たな挑戦を立派に成し遂げた卒業生への感謝の言葉と、音楽祭で会場を感動の渦に巻き込んだ合唱を、もう一度卒業合唱でも再現してもらい、その感動を胸に刻みたいと希望しました。 卒業生代表の答辞では、新型コロナウィルス感染症との戦いの中で、入学してきたが、それぞれの困難にも負けずに助け合い、支え合ってきた仲間たちとの思い出を鮮明に語りました。そして、保護者や地域の方々、後輩や教職員への感謝の言葉と共に、新たに立ち向かう夢の実現のために違った路を進む仲間たちに、お互いを信じて前を向いて歩んでいこうとエールを贈りました。
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