能生中学校の風景__

能生中トピックス

卒業式を前にして 3月に入っての3年生



 1日6限の総合の時間に、最後の学年集会を行いました。最初に保健指導部から中学校での成長の記録を記入した「マイ ヘルス」が返されました。1年生から3年の1月まで行ってきた身体計測の記録等が記載されています。男子の中には30cmほど身長が伸びた生徒もいました。思い出に残るデーターを手にして笑顔も広がります。
 3年生になってからの写真記録をスライドショーにした映像も映写されました。思い出が鮮明に蘇っていきます。お世話になった3年部の先生方一人ひとりからエールも贈られました。
 そして、卒業アルバム。3年間の思い出が詰まった卒業アルバムが手渡されました。入学時の幼かった日(?)に笑顔が溢れていきます。半数以上がマスクでの記録写真。明日のことを想像することも難しかった感染症と一緒の日々でした。しかし、そのような状況だったからこそ感じられた『人との絆』。
 多くのことを学んだ中学校生活を思い起こしました。



 2日には同窓会入会式が行われ、第31回同窓生として先輩方と共に歩む決意をしました。都合のため同窓会長は出席されませんでしたが、校長が学校創設時に生徒会長として活躍していた同窓会長の姿を話しました。年次の代表も紹介され、最後に年次代表のT.S.さんが決意の言葉を述べました。
 これからは、地域の同窓生として能生中学校の後輩たちを導いてくれます。成長していく姿を楽しみにしています。



 同窓会入会式の後、3学期終業式が行われました。3年生だけということで、各学級代表2名が3学期を振り返ってくれました。
 S.A.さんは、特設応援団長として、野球部員として、仲間に支えられながら多くのことを学んだことを話してくれました。そして、新たに進む路は、一人ひとり違うが、この仲間と過ごした経験を大切に、前を向いて歩んでいこうと決意とエールを贈りました。
 T.Y.さんは、副委員長として委員長を支える活動を通して、自己の役割を果たす責任について話してくれました。明日になった卒業式では、今まで指導された作法等を感謝の気持ちをもって行いたいと仲間と共に迎える式への決意を述べました。
 最後に思い出がこもった3階多目的室での校歌合唱。明日の卒業式では、涙で歌えないかもしれません。能生中の校歌を胸に刻み込むように歌い上げました。
 感動の卒業式を創り上げようとする決意が感じられるひと時でした。


2023年03月02日 吉田 和則