能生中学校の風景__

能生中トピックス

学びを深める 実習教科の取組 その2



 1年生は技術の授業で、木工加工の学習を行っていました。一枚板から既成の画一的な加工品ではなく、自分が考えた使いやすい木製加工品を作り出しています。製作図面を作り、木材に線を引いてそれぞれのパーツを切り出して、ボンドや釘で組み立てていきました。本棚や飾り棚、小物入れ等、個性あふれる作品となっています。組み立て終わった加工品にニスで塗装して完成。早い生徒は友達の作品づくりを手伝っていました。
 世界に一つだけの自分で作った加工品。大切に使いながら思い出となっていくことでしょう。近日中には家に持ち帰ると思います。製作の感想等を聞きながら、大切に使うように話していってください。



 2年生の美術の授業では、『動き出しそうな動物たち』を制作していました。紙粘土に新聞紙などを張り付け、本体を作っていきます。手足を別のパーツで作り上げ、後から水で濡らすなどしながら滑らかな形に作り上げていきました。
 彩色前ですが、小枝で羽を休めている小鳥は、今にも飛び立ちそうでした。タブレットを活用して実際の動物の色を確認しながら彩色している生徒もいました。可愛らしくキャラクター化したり、牙をむいてリアルな猛獣を作ったりとこちらも個性が溢れていました。
 2年生が作り上げる『動物園」の完成が待ち遠しい授業風景でした。




2023年02月15日 吉田 和則