能生中学校の風景__
生徒玄関前に置かれている30個の大型プランターの茶綿が収穫の時期を迎えています。 先週の台風によるフェーン現象の後、暖かな日が続いていたところ、プランターの茶綿の6割ほどが実が弾けてコットンボールになりました。 花壇の茶綿は、大きく成長して青々としています。下の方の実が2~3個弾けていますが、まだまだ収穫までは時間がかかりそうです。
12日の朝の生徒朝会では、いといがわコットンプロジェクトの詳しい説明を総務委員が行いました。地元の縫製工場の方が、どうしてこのプロジェクトを立ち上げたのか、能生中の“SNGs活動”との関連や先輩たちがどのように活動を進めてきたのか、をプレゼンテーションアプリを活用して分かりやすく説明していきます。生徒会長の手には、その朝に収穫した茶綿が両手いっぱいに載せられていました。 昨年度の収穫量が5kgだったので、今年度は全校生徒の手で8kg以上収穫したいと目標も設定されました。
朝夕の玄関前では、風に飛ばされる前に回収しようとたくさんの生徒が茶綿を収穫してくれています。集められた茶綿は生徒玄関ホールの回収ボックスの中に貯められていきます。その後乾燥させた物をビニール袋に入れて、“見える化”しながら、地元業者の方に渡す日を楽しみに回収しています。 10月に入ると縫製工場の方が植え付けた広大な畑の茶綿収穫に、ボランティアとして収穫の手伝いに行く予定です。自分たちができるSDGs活動を進めていきます。