１年生が総合の学習で進めていたグリーンプロジェクトのまとめの時期が近づいてきました。ゴーヤやアサガオ、フウセンカズラのツルは、２階教室のベランダまで伸びています。少人数学習の教室も直射日光があたらず、エアコンが無くても涼を感じられます。
　生徒たちは食することはできませんでしたが、夏休み中には、多くのゴーヤを収穫することができました。抜群の苦みで、夏バテをを吹っ飛ばしてくれました。２学期に入り、ベランダまで伸びたゴーヤが黄色く熟し、中には赤い膜に覆われた種がぷっくらと膨らんでいました。

　命のアサガオや見守りフウセンカズラの種もクラス毎に収穫しました。黒色の中に白いハートの模様が鮮明に入ったフウセンカズラの種はかわいさ一杯です。中には、部活終わりにヘルメットをかぶったまま、種を拾ってくれている生徒もいました。
　種は乾かした後、来年度の仲間たちにリレーしていきます。能生中の１年生の新たな伝統になっていくことでしょう。
　茶綿に比べて生育が遅い、白綿や緑綿も花から実へと移行しています。綿が取れる“結実”までは、そう遠いことではないと思います。実りの秋がスタートしていきます。