10日に新潟市民芸術文化会館で中学校県吹奏楽コンクールが開催され、能生中学校吹奏楽部が参加してきました。新型コロナウィルス感染症の対応のため、観覧者の制限や時間帯指定で集合して解散する分散型のコンクールでした。
　発表は、夕方でしたが、午前中から学校に集合して最後の仕上げに取り組みました。楽器の搬入は、保護者会の皆様からも手伝っていただき、予定通りに出発することができました。
　昨年度に続けての県大会出場だったので、経験者も半数ほどいて落ち着いてコンクールに臨むことができました。演奏曲は『鬼姫』。地区大会以降、最後の詰めに全力を尽くしてきました。会場の皆さんに感動を味わってもらうために。参加校の中では、演奏者が一際少ない能生中ですが、それを感じさせない堂々とした演奏です。ソロパートもよどみなく重奏を美しく奏でていきます。楽器を５つほど演奏する部員もいましたが、落ち着いて移動し演奏していきました。結果は、見事“銀賞”。昨年度を上回る成績を上げることができました。部やパートを引っ張ってきた３年生も今年一番の笑顔で演奏を終えることができました。
　今春に転勤した昨年度まで３年生の学級担任で吹奏楽部の顧問だった先生も応援に駆けつけてくださり、部員の成長を喜んでくれていました。定期的に外部指導者として新潟市から来ていただいた先生も「最高の演奏だった」と褒めてくださりました。多くの人に感動を与えてくれる素晴らしい演奏に感謝です。
　２０日に弁天岩の海岸で行われるiＡＣＴiＯＮ ＩＴＯＩＧＡＷＡのイベント内で行われる『夕日コンサート』で３年生の公式の活動は音楽祭まで一旦終了する予定です。能生の浜辺で、令和４年度全部員での演奏で、支えてくださった全ての方々に感謝の気持ちと感動を送ります。