８月２日、ビーチホールまがたまにて令和４年度私の主張糸魚川地区大会が開催されました。能生中学校からは３年生女子２名が参加し、全体で８名の中学生が日頃感じていることや体験したことを発表しました。
　Ｉ．Ｋ．さんは、バレーボール部で活動する中で、先輩としてどのように後輩指導をすべきか悩んでいたときに、先輩たちから受け継いできた“感謝”とバックプリントされたＴシャツの言葉から、常に周りに気配りをすることや感謝の気持ちを忘れずに練習に取り組むことを伝えようと考えたそうです。今後もその気持ちを忘れずに、今ある自分を大切にすること、そして、その自分を支えてくれている周りの全てに、感謝の気持ちを忘れずに生活していきたいと堂々と発表してくれました。
　Ｉ．Ｙ．さんは、譲渡会で人慣れしない猫を飼うことからペットの殺処分について考えたことを述べました。かわいがっていた猫が死んだために参加した譲渡会で、動物愛護団体の方からペット一匹一匹に個性があり、人慣れしない猫にもらい手がつきにくいことを教えてもらいました。その猫との出会いから、動物愛護団体の方々が生命を守るために苦労されていることや殺処分に追い込まれたペットたちの尊い生命について考えを深めていきました。ペットの生涯に責任を持つ重要性をしっかりと発表しました。
二人とも会場に訴えかける、堂々とした主張内容でした。
　結果は、奨励賞と優秀賞という立派な成績でした。感染症の感染拡大防止のために、観覧者の制限がありましたが、日頃考えていることを素晴らしい環境の中で発表できたことは、二人にとって素晴らしい体験となったことでしょう。
　後日、能生ケーブルテレビでニューストピックスや特別番組で放映されるそうです。楽しみにしています。