能生中学校の風景__

能生中トピックス

夢の実現 県総体の軌跡



 男子バレーボール部の県総体は、柏崎市総合体育館で行われました。1回戦は長岡市内のチームとの対戦でした。能生中バレーボールの真髄ともいえる“つなぐバレー”でレシーブ、トス、スパイクとそれぞれがしっかりと役目を果たし、2対0の完勝でした。
 2回戦は、新潟地区優勝の全国大会常連の強豪チームとの対戦。
そのチームに気持ちで負けることなく、一進一退の攻防を展開していきます。1セット目は後半押し込んで、2点差までいきましたが、残念ながら押し切られてしまいました。2セット目も目まぐるしくサーブ権が移動する接戦でしたが、あと少し4点差で、敗れてしまいました。本当に惜しいゲームでした。敗れた新潟市のチームは優勝して、北信越大会へと駒を進めました。
 破れはしましたが、県大会ベスト8です。続けてきた能生中のバレーボール魂を誇りに胸を張ってください。
 早朝より応援に駆けつけてくれた保護者の皆さん、日々指導していただいた部活動指導員やOBの皆さん、本当にありがとうございました。



 陸上競技部女子400mRチームは、柏崎市の陸上競技場で県総体に臨みました。地区大会を勝ち上がった競技場でもあります。心配された雨も落ちてはきませんでしたが、蒸し暑い風のあるコンディションとなりました。
 チーム新記録となる53秒台を目標に攻めるバトンパスで試合に挑んだのですが、惜しくもパスが乱れ、納得のいく結果を残すことができませんでした。しかし、6人で作り上げてきたものは、本物です。先輩たちの悔しさを、新チームで必ず晴らしていってくれることでしょう。
 いつも支えてくれる保護者の皆さんのおかげで、かけがえのない経験を積むことができました。ありがとうございました。



 特設水泳部の3年生男子は、世界大会も開催できる長岡市のダイエープロミスフェニックスプールで試合に挑みました。日頃は、学校の部活動が終わった後に、市内のプールに通い、他校の仲間と練習に励んできました。その成果を最高の環境で果たすことができました。
 1日目は、100m自由形です。当日、電光掲示板の故障で、すぐに着順やタイムを確認することができなかったのですが、見事県のファイナリストとなり、7位に入賞することができました。
 2日目は、電光掲示板も修理され、全国大会のような雰囲気の中、最高の環境で勝負することができました。出場した50m自由形でも決勝に出場することができました。日本選手権のようにゲートから入場して電光掲示板に名前がしっかりと表示されました。結果は、僅差の9位。賞状には手が届きませんでした。
 夢のような最高の舞台で勝負できたのも、指導していただいたコーチ、日々送迎してくださった家族の皆さんのおかげです。ありがとうございました。


2022年07月19日 吉田 和則