能生中学校の風景__

能生中トピックス

雫華雷奏 感動の体育祭 その2



 午後の競技のスタートは応援パフォーマンスです。青軍「雫月(しえる)」が本部テントや来賓席、保護者席に向かってエネルギー全開でダンスを始めました。力強く走りながら声の強弱を意識して寄せ来る波のように叫び声が本部に伝わってきます。前日までは全員がマスクで顔を見せずに踊ってきたのですが、本番では満面の笑みで楽しそうに踊っていきます。かけ声や応援歌の歌声も迫力満点で軍団の団結力が表現されました。
 最後の挨拶後には、応援リーダーもやり遂げた充足感で最高の笑顔を見せてくれました。



 赤軍は「華煉(かれん)」は練習から太陽のような明るい笑顔が軍団のシンボル。リズミカルなダンスと共に会場全体に“スマイルクイーン”“微笑みの王子”がたくさん出現していきます。今年の体育祭を楽しんでいる様子が伝わってきました。最後の締めもばっちりと決まり、制限時間いっぱいにしなやかなダンスを表現してくれました。
 練習時間は短かったのですが、団員が相互に支え合って一つの物語を創り上げました。



 団体種目の綱引きでは、終了のピストルの合図と同時に中央を表示するリボンが真ん中にくるという見事な(?)引き分けもあり、能生中の団結力を表す結果となりました。結果は、力と団結力で青軍が勝利。
 3年生の学年種目は、地域の方にも参加していただいた借り物や、各種の障害物や道具でリレーしていきます。最後に昨年度からスタートしたSNGs活動のシンボル写真ができあがり、会場から大きな拍手が湧き上がりました。
 いよいよ最終種目は軍団対抗リレー。両軍2チームずつの4チームが“能生中の韋駄天”の称号を目指して全力で駆け抜けます。僅差の勝負は赤軍に軍配が上がりました。
 初めて取り組んだ6月開催の体育祭。学級開きとともに活動がスタートしました。思い悩んだ日々も多くありましたが、実行委員会を中心に3年生のリーダーシップで難局を乗り越えてきました。この取組こそに大きな成果があったと思います。これからも体育祭で学んだ多くのことを活かして、日常生活を充実させていきます。
 お忙しい中、終日応援いただいた保護者の皆様、地域の方々本当にありがとうございました。


2022年06月08日 吉田 和則