能生中学校の風景__

能生中トピックス

生命を最優先 第一回避難訓練



 17日の朝、今年度一回目の避難訓練を行いました。地震対応後の津波発生による避難です。校舎内を非難するときには、校舎の壁が崩れてきたり、ガラスの落下が考えられるのでファイルや厚い教科書で頭を守りました。その後、近隣高校へとつながる坂道を走り、建設会社所有の資材置き場まで避難しました。
 感染防止対策でマスクを着用しているので息苦しくなりましたが、生徒は真剣に移動し、昨年度より早い時間で全校が避難を完了しました。



 いかなる場合も想定して、車いすでの避難も実際に行い、安全の確保に努めました。糸魚川消防署能生分署の方から避難監察をしていただき、その後指導、助言をもらいました。
 家庭に配られているハザードマップを活用しながらそれぞれの災害時に対応することの大切さを教えていただきます。今春には校区内で雪崩による災害もありました。まずは、自分の生命は自分で守るしかありません。指導いただいた話の中で印象に残ったことは、「訓練は実戦のごとく、実戦は訓練のごとく」です。いかに真剣に訓練に臨み、実際に災害に遭遇したら落ち着いて行動する。これからの日常生活でも注意していきます。
 ご家庭でも災害時の避難先の確認やハザードマップを活用して安全に避難や対応ができるように話し合ってください。




2022年05月18日 吉田 和則