能生中学校の風景__

能生中トピックス

学校運営協議会 授業参観 熟議



 20日に学校運営協議会の方々に来校いただき、協議会を開催しました。最初に生徒たちの授業を参観してもらいました。
 3年生の同和学習の授業は、1,2年生の時に学んだ部落問題学習の確認と新潟県が発行しているリーフレットのQ&AをICT機器を活用しての学習でした。今も残っている部落問題の現状と県や市などの行政が行っている啓発活動を理解しながら、中学生として正しい人権意識を家庭や地域にも広げ、差別や偏見を生まない地域をつくっていく必要性を取り上げていました。
 また、欠席者に向けて発信している2年生の理科のWeb配信授業の様子も参観してもらいました。学校が取り組んでいるGIGAスクール構想の現状と課題についても説明することができました。



 授業参観の後に会議室で協議会を行い、熟議を重ねました。参観の感想では「中学校区のいじめ見逃しゼロスクール集会にも参加して、中学生が小学生をリードしながらグループ協議がされている姿が素晴らしかった。今回の授業のように部落問題等も身近にある差別として捉えて人権意識を高めていってほしい。」や「先生方がICT機器を有効活用している様子が分かり、生徒の恵まれている環境にびっくりした。」「実際にWeb配信授業がされている様子が見れて良かった」等の感想や意見をもらいました。学校の取組に対しても多くの質問があげられました。
 最後に会長から能生中学校の地域と連携した学びの様子を評価していただき「特色ある学校の取組が県の優良賞を受賞したことは大変喜ばしいことである。今後も地域との結びつきを大切にして中学生の活動で地域を明るくしていってほしい。」とまとめてもらいました。
 今年度も3学期を残すばかりとなります。コロナ禍で制限が多くありますが、地域に開かれた学校を目指していきます。




2022年12月23日 吉田 和則