能生中学校の風景__

能生中トピックス

人権意識を高める 児童虐待防止の啓発活動



 全国的に11月を人権強調月間として取り組む活動が行われています。また、今年も12月4日からは人権強調週間に位置づけられ、能生中学校でも、各学年で人権教育、同和教育の授業公開やHP,各種たよりで啓発活動を進めています。
 学校だよりでも紹介してきましたが、児童虐待防止啓発活動の一環として糸魚川市教育委員会の方4名と糸魚川市のマスコットキャラクターの『ぬーなちゃん』が来校してくれました。
 1日の朝、生徒玄関前で登校していく小学生と明るくハイタッチです。



 中学生には、相談窓口が印刷されたティッシュも配布され、啓発活動を行ってくれました。突然の来校者に生徒たちにもニコニコ笑顔が広がっていきます。多くの生徒が『ぬーなちゃん』とハイタッチをして教室へと向かっていきました。
 きっと一日良いことがあったことでしょう。



 配布されたティッシュの中には、困った時の連絡場所もしっかりと印刷されています。この電話を使わずに済むことが一番ですが、生徒たちには大切なお守りとなりました。困った時に気軽に相談できる場所があるということは大きな安心にもつながります。子育て等で困った時には、保護者の皆さんも学校や相談施設に連絡してみてください。
 朝早くから活動していただいた市教委の皆さん、ぬーなちゃんありがとうございました。
 能生中学校区では、11月28日にいじめ見逃しゼロスクール集会を全校生徒と校区5小学校の6年生や学校によっては5年生と開催します。今年度は新潟お笑い集団NAMARAの森下英矢さんを講師に招いて講演をもらったり、小・中学生合同でのグループ協議を開催する予定です。また、地域の人権擁護委員、民生委員児童委員等の方々にも参加してもらいます。
 能生中学校区では、人権教育を充実させ、いじめや差別を許さない環境づくりを地域と進めていきます。


2022年11月04日 吉田 和則