お知らせ__

人権強調旬間(11月20日~12月1日)

各学年での授業実践



役割演技

 「世界人権宣言」が採択された12月10日は、「人権デー(Human Rights Day)」と定められています。法務省は、人権デーを最終日とする1週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定め、全国的に人権啓発活動を特に強化して行っています。
 中能生小学校では、中学校区のいじめ見逃しゼロスクール(11月21日実施)に合わせて、11月20日(月)から12月1日(金)までが人権強調旬間でした。
 中能生小学校の人権教育、同和教育の目標は、「自分も相手も大切にし、相手の気持ちを考えてかかわることができる子どもの育成」です。
 互いの違いを認め合い、高め合い、存在感・所属感のもてる学級づくりの推進、部落問題学習を中核にした同和教育の推進、縦割りファミリー班活動の推進など、全ての教育活動を通して、差別を許さず、自他を大切にして行動できる子どもの育成に全校体制で取り組んでいます。



意見交流

【人権強調旬間中に実施した各学年での授業】
1年:どうしてぼくだけ(不公平な態度はやめよう)
 自分だけ嫌な呼び方をされる「まさるさん」の気持ちを考えることを通して、相手によって呼び方や態度を変えることは差別であることに気付き、差別を許さない気持ちを高める。
2年:ドッジボール練習(勇気を出して言おう)
 自分本位な「つよしさん」の言動に憤り、「つよしさん」の言動で傷付く友達の気持ちを考えることを通して、目の前の差別を見逃さずに、勇気を出して行動しようとする意欲を高める。
3・4年:どうしたらいいんだろう(いじめを解決するために行動しよう)
 いじめられる「たかしさん」の気持ちに共感することを通して、いじめを受ける人の心の痛みを考えて行動することの大切さに気付き、いじめを見逃さず、解決に向けて自ら行動しようとする態度を育てる。
5・6年:宙に消えた「ありがとう」(ありのままを受け入れ思いやる心)
 車椅子で生活している「柏木さん」の気持ちと周りの人々の気持ちのずれに気付かせ、違いを認め尊重し合う心情を育てる。