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1学期終業式(7月22日)



 71日間の1学期が終了しました。終業式では、各学年の代表児童が、1学期に頑張ったことを発表しました。「練習して漢字テストで満点が取れた」「25m泳げるようになった」「自然体験教室が楽しかった」「自分で考えて行動することを意識した」などの発表がありました。

 校長からは始業式に約束した3つのことを振り返って、次のように話をしました。
 今日で71日間あった1学期が終わります。
 1学期間、大きな事故や病気もなく、全校の皆さんが元気に登校してくれたことが、まず、何よりも嬉しいです。
 さて、始業式に皆さんに三つのお願いをしました。覚えていますか。
 一つ目は、「自分の身は自分で守る」ということでした。特に交通事故に注意してほしいという話をしました。最初にも言いましたが大きな事故なく1学期が終わり本当によかったです。夏休み中も交通安全教室で学んだ「止まる癖」「見る癖」「待つ癖」を守って、事故なく過ごせるようにしましょう。また、コロナウイルス感染症にかかる人がとても増えてきています。夏休み中も手洗いやうがい、人混みに行くときにはマスクを着用するなど、感染対策を続けて、元気に過ごしましょう。
 二つ目は、「しっかり勉強する」です。そのために、「先生や友だちの話をよく聞く」というお話しをしました。先程、1年生から6年生の代表の人が、1学期、頑張ったことを発表してくれました。発表からも勉強をしっかりと頑張ったことが伝わってきました。全校の皆さんの通知表を読ませてもらいました。みんなが頑張ったことやできるようになったことなど、一人一人が成長した様子が伝わってきました。算数、国語などの毎日の学習はもちろんですが、1・2年生は野菜の栽培、1年生は保育園訪問、2年生は町内探検、3・4年生は能生のカニ調べ、5・6年生は綿花の栽培、お魚教室、自然体験教室(協力、思いやりリレー)、そして全校で全力を出し切った運動会など、それらの活動の中で、新しい発見をしたり、できるようになったことを増やしたりした人も多くいることと思います。おうちの人と、通知表を見ながら1学期の自分の頑張ったことやできるようになったことを確認しておきましょう。
 最後に3つ目は、「仲間を大切にする」ということでした。学級のみんなや学校のみんなと仲良く過ごせましたか?1学期の学校生活は楽しかったですか?スポレッククラブの講師の先生が、いろいろな学校に行っているそうですが、「中能生小学校の子どもたちは、みんな仲がよくて、気持ちの温かい子どもたちが多いですね。中能生小学校に来るのが毎回楽しみです。」と、昨年も、今年もお話ししてくださいました。みんなが、仲間を大切にして過ごしていることのひとつの現れが、このような言葉に繋がったのだと思います。
 さて、いよいよ明日から34日間の夏休みが始まります。
 夏休みの宿題は、1年生は初めて経験することになります。昨年もお話ししましたが、皆さんは、「待ちに待った夏休みうれしい!!」と、思っている人が多くいると思います。しかし、夏休みで自由な時間が多いことは、実は、大変なことです。学校がある日は、1日にすることが決められているので、その流れに従ってやっていればいいのですが、夏休みは、自分で計画して自分でやらなければなりません。やらなければ、やらないまま過ぎていってしまい、夏休み後半になって「どうしよう!宿題終わらない」とか「もう、答え写しておけばいいや」などという結果をまねいてしまいます。34日間、やるか、やらないかでは、大きな差がつきます。「明日でいいや」とか「まだ日があるから」などの弱い心に負けず、一日一日を大切に過ごしてほしいと思います。夏休み中は普段できないことにもぜひチャレンジしてください。
 8月26日には、いい夏休みだったと振り返られる様になって、登校してほしいと思います。元気に、笑顔で、2学期の始業式に再会できることを楽しみにしています。