学校たより__

わくわく・どきどき 科学実験



 今日、理科センター所長から指導していただき、第3回クラブ活動をしました。
 最初の実験は、「海底火山の噴火実験」。一体何をしたのでしょう?
 まず、使う主な材料の酢、重曹水、水をリトマス紙に付けてみました。既習の6年生以外は、初めてです。酸(酢)とアルカリ(重曹水)で、リトマス紙の色が変化したことにびっくり。
 次に、冷凍したムラサキキャベツをビニール袋に入れ、少量の水を加えて色素をもみ出しました。



 酢の中に、ムラサキキャベツの色素を入れると、鮮やかな赤に変化しました。それをそっと食用油の中に注ぐと、下が赤、上が油の2層に分離しました。
 いよいよそこに重曹を小さじ1杯強入れると・・・・
 子供たちから驚きの声が上がりました。下の赤い層に沈んだ重曹から細かいあわが吹き出し、その対流によって、赤く透明なブドウの粒のようになった液が上下に揺れます(左写真)。



 子供たちは、酢と重曹の反応によって、少しずつ赤から紫に変化していくするムラサキキャベツの色素と、わき上がってくるあわや丸い粒の不思議な動きに時間を忘れて見入っていました。
 身近な材料によって生み出された科学の不思議に子供たちは興味津々でした。


2020年12月07日